11月の下旬から、長野県の信州うえだファームさんで農業アルバイトをしています。
ここで今作っているモノは「イチゴ」です。
長野県では、冬は寒いため農閑期になりますが、ハウスを使えば冬でも育てられます。
ただし、暖房代がかかってしまいますが…
イチゴの収穫
12月上旬現在は2日に1回ぐらいのペースで収穫しています。
収穫する日によって多少色味が変わりますが、基本7割ぐらい赤い色のモノを取っています。
イチゴはとんがっている下の部分から赤くなってきます。
イチゴも光が当たる部分がより赤く色づきます。
夜はライトがついて色づきを早めています。
収穫の方法
トレーを持ちながら、イチゴを収穫してトレーに入れていきます。
イチゴは柔らかいため収穫に少しコツがいります。
①茎を指と指の間にはさみ親指でいちごを支える
②そのまま90°上へ曲げる(ヘタのところから茎を折るような感覚)
引用:いちごの摘み方 カモ~ンわたり
この動画が分かりやすいです。
イメージ的に招き猫の手の感じです。手首から「カクンッ」と曲げるイメージです。
実を掴んだり、押すと、イチゴに指の跡が付いてしまいます。
また、無理に引っ張ったりすると株を痛めたり、他の果実まで採れてしまいます。
株を痛めてしまうと、そのあと果実が 実らなくなってしまうこともありますので注意しないといけません。
私も最初の頃は、上手く収穫出来ずにいましたが、丁寧に教えてもらいようやくコツを掴んできました。
<収穫前>
赤い実がちらほら見られます。1人1列ずつ入って収穫します。
<収穫後>
取った後は、全体的に白っぽくなり寂しく見えます。
イチゴハウスについて
イチゴのハウスは連結したビニールハウスです。
空調管理も整っています。
イチゴは高設栽培で植えられています。
高設栽培とは、本圃を腰高の位置で作り、栽培管理や収穫をしやすくした栽培方法です。
腰を曲げたりする動きが減るため、従来の土耕栽培より身体が楽です。
また、養液栽培なので作業が簡単で、早く成長します。
反対に土耕栽培は、コストがかからないことや味がおいしいなどのメリットがあると言われています。
イチゴを寒さから守るために、夕方にはビニールの内屋根が出てきます。
まとめ
以上、イチゴの収穫についてでした。
収穫はとにかくコツを掴むことが大事です。
一緒に働いている人の手の動きや様子を見て参考にしてやっています。
もっと早く収穫できるよう動きを意識してやりたいです。
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