農家への道のり

ポンカン農家から始まる農業生活。

私は、新卒で入った会社をわずか1年半で辞め、農業を始めることに決めた。
農業を始めようと思ったが、いざやるにはどんな法人で、どんな作物でやっていくのか決めきれなかった私はひとまず、
ある縁で紹介して頂いた高知県東洋町のポンカン農家さん「田中農園」でアルバイトをすることに決めた。
ポンカンの木

期間はとりあえず1ヶ月間。日給6千円。
自炊はしないといけないが、農家さんのところで住み込みのため家賃・光熱費等は0円。
十分生活はできる。アルバイトなので変に気を背負わずに働くこともできる。
そんなこんなで私は初めての土地、高知県東洋町での農業生活がスタートした。

ポンカン農園を目指して旅立つ

1ヵ月のニート生活を早く抜けたかった私は、1月5日からお世話になることにした。
実家の長野県から、田中農園さんまでは車で約12時間。
長い道のりだった。

農業生活1日目。

農業?イメージしていたことと違う。
農業というと畑の手入れや収穫なのかと思っていたら、こちらの農園では生協などに商品を出荷しているため、
その出荷作業をすることが主な仕事だった。
段ボールにポンカンを入れてガムテープで止めて積み込む。
それが仕事であった。

ポンカンの箱

農業生活2日目

早くも、危うく寝坊しそうになった。
仕事の開始時間が朝の7時からのため、朝6時ごろには起きたい。
気を張っていたからか1日目はなんとか起きられたものの、
疲れてぐっすりと寝た私は6時50分頃に周りの音で目覚めた。
時計を見て慌てて支度をして出勤。
住み込みのため、働く場所も近かったのが幸運だった。
ギリギリで間に合い、その日はなんとか終えた。

農業生活1週間

1日8時間寝るようになった。毎日体を動かすため、疲れて9時、10時に寝て、朝6時に起きるようなった。
ニートからの農家はつらい。仕事から帰ってきて、お風呂入って、ご飯食べて、寝るという生活だ。
大変有難いことに、この東洋町では田舎によくある謎のチャイム。私はこれによく助けてもらっている。
ここ、東洋町には朝6時と昼12時、夕方5時に鳴る放送のチャイムがある。
私は朝6時のこのチャイムの音が目覚まし時計になっている。
農園の朝日

農業生活2週間

体がボロボロになった。農業は力仕事だとは分かってはいたが、体が大変。痛い。
腕から肩の筋が切れたのではないかと思うくらいだ。腕が痛すぎて、後ろに腕が回せなくなった。
毎日腕が熱をもっている。熱い。筋肉痛のところをさらに痛めつけて、腕に休む暇を与えない。
一番辛いのが車の運転だ。車のハンドルを回すときに腕から肩の力を使うため、ハンドルを回すだけで痛い。

農業生活1ヶ月

肩の痛みが治まった。どうやら筋は切れていなかったようだ。
約20㎏のポンカンが入ったコンテナや段ボールを持つのも苦労しなくなった。
まだ重いとは感じるがだいぶ慣れてきた。人間の体ってすごいと思った。順応している。
と、思ったのも束の間。ここから2月怒濤の1週間が始まる。

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