農家への道のり

畑にテントの山が!花豆のニオ積み

花豆は、前回のつる刈りによって根が切られて、枯れあがります。
枯れあがるまで約2週間おいた後に、次の作業に移ります。
綺麗に枯れた豆を積みあげる作業です。

目的

花豆の収穫(脱穀)のための準備です。
収穫のために豆をカラカラに乾燥させます。
中にはまだつるが元気な豆もいるので、つるを完全に抜き、花豆のさややつるに風が当たりやすいように、豆を地面から離し積み上げます。

竹たおし


*注 写真はまだ枯れる前のモノです。

花豆のつるが巻きついた竹を倒していきます。
つるは根が切られているので、竹を引き抜けばそんなに力がなくても倒せます。
ただ、時々つるが切れていない花豆があると抜くのに力が必要でした。

竹4本1セットで、それをどんどん引き抜いて倒して、
ある程度の束(13セットぐらい)に積み重ねていきます。

竹抜き

倒した竹には花豆が巻き付いています。
今度は、そこから竹だけを抜いて花豆のつるをその場に残します。


1か所にだいたい4×13=52本の竹があるので、それをすべて手で引き抜きます。
聞いただけでは簡単なようですが、つるが巻き付いているし、
下の方の竹は上の竹のせいで重くて引き抜けづらいなどで、
なかなか体力のいる作業でした。


そして、機械を使い花豆のつるだけをまとめます。
豆は乾燥させたいので、雨を防ぐためシートをかけます。
今の時期はあちらこちらの畑でシート(テント)の山を見かけます。

まとめ


今回の花豆のニオ積み作業は、3日かかりました。
広い畑をみんなで協力してなんとか終えました。
男性陣が竹たおしをメインで、女性で竹抜きをしました。
竹抜きは、想像以上に力が必要で大変でした。

関連記事

  1. 農家への道のり

    やさいの樹で学んだ3つのこと

    12月終わりから約2ヶ月ちょっと、静岡県のやさいの樹さんでお世話になり…

  2. 農家への道のり

    病害虫防除について①

    農業研修を始めて早くも2ヵ月がたちました。 毎日大変ですが、充実した…

  3. 農家への道のり

    サイズや重さで仕分ける!人参の出荷調整

    雨が降っていると、トウモロコシの定植が出来ないため屋内で別の作業を行い…

  4. 農家への道のり

    農業は冬でも雪かきの仕事がある!

    12月になり、雪が降る日が多くなりました。雪の日は、車の運転も怖い…

  5. 農家への道のり

    信州の冬には欠かせない!野沢菜の収穫について

    野沢菜と言ったら、長野県ではとてもメジャーで欠かすことのできない野菜…

  6. 農家への道のり

    トウモロコシを低温から守る!べたがけについて

    静岡を終わらせ、長野のファームかずとさんで少しの間働くことになりました…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP