植物の種は、同じ種を撒いても全く同じものが出来るとは限りません。
1枚のセルトレイに種を植えると、1つの苗は必ずといって少し変な形の苗が出来ます。
小池園芸でも「奇形」といって、おかしな苗は除いて出荷しています。
奇形の苗は、上手く育てられなかったり、育っても少し見た目がおかしい野菜が出来てしまいます。
今回は、野菜苗の奇形を写真でまとめてみました。
パプリカの場合
<正常>
<奇形>
比較してみると・・・
トマトの場合
<正常>
<奇形>
これは、「芯止まり」といいます。
芯止まりとは、芯が伸びずに止まった状態になること、トマトでは2葉または1葉ごとに花房が発生し、花房のしたのわき芽が伸びるのが通常であるが、このわき芽が伸びないと芯が止まった状態となる。
引用:JA松任 http://www.is-ja.jp/matto/saien/yogo.html
原因としては、ホウ素欠乏や日照不足などがあるそうです。
かぼちゃの場合
<奇形>
まとめ
以上、奇形の苗の紹介でした。
ホームセンターなどで苗を買うときは、奇形の苗を買わないように注意してください。
見分けられないという人もいると思いますが、他の苗と見比べて少し見た目が変だったらやめた方がいいです。
とにかく、他の苗と同じような見た目の苗を買う方がいいです。
変わっているからいいかも、ではなく、おそらくチェックが漏れて出荷されてしまったものです。
上手く収穫が出来ないので注意してください!
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