その他

さくらんぼ狩りに行く前に!おいしいさくらんぼの見分け方!

さくらんぼは季節の果物で、食べられる期間が短い果物です。
山梨県では5月頃から、北海道では6月頃からさくらんぼ狩りが楽しめます。
ただし、さくらんぼ狩りでたくさん食べられるとは言っても、せっかくなのでおいしいモノを多く食べれたら嬉しいですよね。
私は実際にさくらんぼ農家で働かせていただき、色んなさくらんぼを多く戴きました。
そこで、今回はさくらんぼ農家の人の話と実際に食べておいしかったさくらんぼのポイントを紹介します。
さくらんぼ狩りに行く前にこれを見て参考にしてみて下さい!

ポイント1 美味しい品種


やはり1番は品種に左右されます。
自分がどのような味が好きかで、品種も変わってきます。
王道は、糖酸比がバッチリの佐藤錦ですが、私のお勧めは甘みが強い「紅秀峰」や希少品種の黄色いさくらんぼ「月山錦」です。

行くサクランボ園にもよりますが、大体の所が何種類かの品種があると思います。
それを食べ比べて自分が好きな品種を見つけるのも楽しいと思います。

ポイント2 赤くて大きなさくらんぼ


さくらんぼは黄色からどんどん熟して赤、濃い赤色となります。
より赤色が強いモノが甘くおいしいです。赤黒いぐらいの色が完熟しておりおすすめです。
また、実は大きい方が過食部分も多く甘みを感じやすいので、より大きいモノが良いです。
大きいということは栄養も集まっているため、密集している所より甘さが強いです。

ポイント3 日が当たる場所にあるさくらんぼ


日は当たると、熟して実が甘くなりおいしいです。
日が当たりやすい所といえば、他の枝に邪魔されないような高い所にあるさくらんぼです。特に、はしごを使わないと取れない高い所の先端にあるさくらんぼがおいしいです。
取るのは大変ですが、味が全然違います。
がんばって取ってみて下さい。

ポイント4 枝から伸びたさくらんぼ


樹の本体?に直接なっているさくらんぼではなく、ちゃんと樹の枝についているさくらんぼの方がおいしいです。
今働いている農園と、前回働いた農園に働いている人が口をそろえて言っていました。実際に食べ比べて納得しました。

樹に直接ついているモノとは、上のような写真のさくらんぼです。
枝が伸びてそこについているモノではなく幹に直接なっているさくらんぼです。
食べてもあまりおいしくありません。
実は葉でつくられる養分で成長するため、幹より葉っぱが多くついた枝に養分が多くいくのかもしれません。

まとめ

以上、おいしいさくらんぼの見分け方でした。
実際に食べて比べてみて下さい。下枝の誰でもとれるようなさくらんぼとは味が違います。
おいしいモノはそれだけ頑張って取る必要があるということですね。
あと、単に赤いからよいと思っても、下の写真のようにシルバーシートをひいて色を突かせるやり方もあるので、
赤ければ良いというわけでもありません。

日が実際によく当たる場所の実を選んでみて下さい。

関連記事

  1. その他

    北海道に来て驚いたこと5選

    農業の本場を見るため、5月の初旬に北海道に来ました。北海道には小さ…

  2. その他

    センキューパセリ

    引用:http://hiko1985.hatenablog.com…

  3. その他

    新しいアイディアを得られる!おすすめ農業雑誌5選

    みなさんは、農業情報をどこから手に入れていますか?近年の農業ブーム…

  4. その他

    品種色々玉ねぎ比べてみた②

    野菜や果物にはいろんな品種があります。果物では、品種によって味が違…

  5. その他

    間引いた桃の実!摘果桃(若桃)について

    桃を育てていると、桃の摘果(てきか、てっか)作業 で、落とされてしまう…

  6. その他

    トマトの葉っぱに赤い斑点!?

    トマトの苗の出荷作業をしているときに、一部のトマトの葉に「赤い斑点」が…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP