みなさんJAが合同で行う農作業アルバイトの取り組みをしていますか?
私は少し前まで知りませんでしたが、実際に参加したことがある人に出会い、話を聞いて興味を持ちました。
私は、この募集の所で働いてはいませんが、同じように農業の短期アルバイトを転々としているのでどんなものか調べてみました。たまに「渡り鳥」みたいだと言われることもあります。
今回は、以前の私のように知らなかった取り組みを簡単に紹介します。
概要
2017年よりJAにしうわ、JAふらの、JA沖縄の3つのJAが合同して、農作業を手伝うアルバイトを募集しています。
それぞれ、収穫時期が異なるので4月~3月まで、産地のリレー形式でまとまった数のアルバイトを集めることが出来るのです。
目的
やはり、地域の高齢化による労働不足の解消のためです。
また、JA同士で情報のやり取りが出来たり、質の高いアルバイトを確保できます。
取り組みについて
農作業アルバイトの参加者は、
4月~10月にJAふらの(北海道)、11月中旬~12月中旬にJAにしうわ(愛媛県)、1月~3月にJA沖縄というように、リレー形式で管轄地域の農家を手伝います。
北海道でメロンやスイカ、愛媛でミカン、は沖縄でサトウキビの収穫に携わってもらおうという試みだ。いわば渡り鳥のように収穫期の土地に移動して働く仕組みだ。
また九州では今月から、福岡と佐賀、大分のJAなどが連携し、収穫期の農家に作業員を紹介する事業がスタート。学生や主婦ら約200人が登録し、県をまたいで汗を流しているという。
引用:産経新聞 人手確保に悩む農家と働き手のニーズをマッチング 日本を縦断する「アルバイトリレー」も登場
今後は、このように労働力の確保のためにどんどんJAが協力して、人材募集に積極的になっていくと思います。
と、思っていたところ、さらに調べてみるとすでに参加を希望しているところがあるようです。
・JA山形中央会
さくらんぼで有名な山形県。人手不足に悩まされており、ちょうど6~7月あたりのさくらんぼの収穫にに人手が欲しいそうです。
北海道から横取りするのではなく、あくまでも山形も選択肢の1つとして農業アルバイトの方に知ってもらいたい。
引用:TBSラジオ 人手確保に向けて広がりを見せるJA同士の全国連携! (JA山形中央会の声)
・JA四万十
おそらくですが、新たに参加したのではないでしょうか。
こちらのHPにも掲載されていました。
現在は求人していないので見れませんが、以前私がアルバイトを探しているときに見たことがあります。
JA四万十がショウガの収穫のバイトを募集している。珍しいなーと、思っていました。
募集の時期も、10月の2週目ぐらいから1ヶ月ぐらいだったので、おそらくJAふらのが終わり、JAにしうらのミカンの収穫が始まるまでの隙間にちょうどフィットしたのではないでしょうか。
また、愛媛県にも距離的に近いのでアクセスが良いと思います。
あくまで推測ですが。そうなると、3月~4月までが空いているのでその時期に収穫できる産地も加わるかもしれません。
現状
1年を通じて行われる農作業アルバイトですが、全国区を回って働いている方は一握りだそう。多くの人が富良野と西宇和、沖縄と西宇和というように、部分的に参加しているといいます。
アルバイトを募集している農家数はJAごとに異なりますが、2017年のJAにしうわの農作業アルバイトでは、139軒の農家が募集を表明。約280人の募集をかけたところ、約250人の希望者が集まって農作業に参加しました。
引用:マイナビ 北海道・愛媛・沖縄のJAが合同で企画した農作業アルバイト
まだまだ、全国区を回っている人は少ないようですが、今後さらに取り組みが拡大して、JAによる短期アルバイトのリレーが広がるかもしれません。
今後どうなるか少し楽しみです。
まとめ
以上、JAによる農作業アルバイトの産地リレーについてでした。
気になる方は、西宇和みかん支援隊のサイトを見てみて下さい。
みかんの求人はまだ募集しているようです。
他にも、詳しい内容は下のサイトを見てみて下さい。
・マイナビ 北海道・愛媛・沖縄のJAが合同で企画した農作業アルバイ
・産経新聞 人手確保に悩む農家と働き手のニーズをマッチング 日本を縦断する「アルバイトリレー」も登場
・TBSラジオ 人手確保に向けて広がりを見せるJA同士の全国連携!
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