10月13日に北海道札幌市にある札幌コンベンションセンターで新農業人フェアがありました。
農業を始めた人の多くは、この新農業人フェアがきっかけだったという話も聞きます。
そのため、私も1度行って何か得れればと思い行ってきました。
新農業人フェアの様子
入場料無料。予約不要。服装自由。出入りも自由。
気軽に行けるフェアです。リクルートが主催・運営しています。
入口の前で、コミュニケーションシートを書きます。
紙は複写になっているのでそれを気になるブースで渡して、書いてある容を基に自治体等の人と話します。
受付で資料の入った袋をもらいます。
「農業を始めるとしたら3年以内」の人はオレンジ、「農業に興味はあるが時期は未定」の人はブルーの袋です。
どちらか聞かれるので希望の方を選びます。
私は、オレンジの「農業を始めるとしたら3年以内」を選びました。
色で判別できるので会場内を歩いていて、声をかけられることが多かったです。
今回は、北海道で開かれたので北海道の自治体や法人が多かったです。
ただし、一部は本州の自治体も来ていました。
こういったセミナーも開かれています。
HPで時間や内容が事前に紹介されているのでチェックしてみて下さい。
なお、出展ブースについても事前に公表されています。
新農業人フェアに行って気づかされたこと
もっと絞り込まないといけない
私は今の所、果樹でも畑作、施設でも酪農と花き以外ならよいと考えていました。
しかし、それでは話が全く進まないのです。
例えば私が○○作りたいです。と、言ったら「じゃあ、うちはこんな補助があって、こういう施設もあるよ。」と話が深まります。
けれども、作るものがある程度決まっていないと、私のように行って相談しても具体的な話にはなりません。
私のように考えがまとまっていない人は自治体よりも「なんでも相談コーナー」などのお助けコーナーの方に相談した方が良いかもしれません。
しかし、いろんな方に相談したところ、「何を作りたいっていうのはどんな理由でもいい。」という言葉を何度も聞きました。
稼ぎたいっていうなら、利益が多いモノを作ればよいし、重いモノを持つ作業をしたくないなら、軽作業の作物を作ればよい。理由なんて何でもよい。と、いう言葉が心に残りました。
新農業人フェアに行く前の3つのアドバイス
・事前に調べていくことが大切
事前に出典団体がHPで公表されているので調べていきたいところをチェックしておいてください。
当日行ってみて、どこに行こうー?と悩んだり、声をかけられてあまり興味ない所の話を聞いてたことで、行きたかったブースに行けなかったということにもなります。
意外と時間が経つのは早いです。
・研修生を募集しているところが多いので、興味がある方はチェック
各自治体で、大体2年間研修してその後独立できるという事業をいろんな自治体でやっています。
私は、長ネギの研修だけでも2,3団体声をかけられました。
補助金も出てサポート体制もあるので、本当に移住して就農するという覚悟がある方には良いのかもしれません。
ただし、途中で辞めた場合お金を返さないといけなかったりするのでそれだけ決心して始めて下さい。
・自治体の対応にもチェック
もし、今後その場所で始めるとなったらブースに来ている職員さんにも関わることになります。
自治体が本当に面倒を見てくれるのか、本当に農業者を増やしたいと思っているのか、
話し方や対応を見て感じて下さい。やる気のなさそうな自治体もいるそうです。
おまけ
帰りに、カモミール栽培セットをもらいました。
せっかくなので育ててみようと思います。
まとめ
以上、新農業人フェアについてでした。
今年はまだ12月と1月に開かれるのが残っています!
興味ある方は気軽な気持ちでも大丈夫なので行ってみて下さい。
何かが決まることがなくても、自分の中の1歩前進になります。
詳しい開催については、新農業人フェア開催日程 から
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