いよいよ噂に聞いていた、花豆の竹差しが始まりました。
以前まいた豆が芽を出してきたので、豆がつるを巻き付けるように
棒を立てる必要があります。
普通のきゅうりやエンドウ豆などのつる性の野菜も支柱を立てるのと同じです。
ただ、花豆の場合はつるが3m以上と高く伸びるので、「さお竹」を使って支柱を作ります。
さお竹について
竹は専用の竹が売っています。
1本が2m以上の長さで、土に差せるように片側が斜めにカットされています。
1本だけで70~80円するそうです。
竹差しについて
引用:るべしべ白花豆クラブHP http://shirohanamame.jp/
トラクターの後ろに竹差し用の専用の台があり、竹を積み、かつ人が乗ってその竹を差していくという作業です。
4人が台に乗り、上から豆の芽が出ているところに、竹を差していきます。
トラクターが豆の横を溝みたいに斬っていくので、そこに竹を差します。
ただ、差す作業は当たり前ですが動くトラクターに乗りながら行うので、
当たり前ですがゆっくりはできません。
引用:山上産業facebook より
竹を自分で取りつつ、豆を見て差すので、難しいです。
4人乗りの場合、右手で差す人と左手で差す人が各2人ずついます。
右手で差す人は、左手で2,3本竹を持ち、右手に1本持ち、豆を見ながら右手で差していきます。
そして、右手の竹を差したら、自分の左手の竹を右手にパスします。
通常なら、豆は筋切りした畝に植えてあるので、だいたい横の列に等間隔に豆の芽が出ているはずです。
そのため、竹を差す場所も等間隔で、横の4人が同時に竹を差すようになります。
ちなみに、ここ山上産業さんでは、4人乗りの台ですが2人用の台もあるそうです。
私も最初少しやりましたが、1回竹を取り損ねると、焦って上手くいかなくなり、
その間もトラクターは動いていくので大変でした。
引用:北海道新聞 道新web
さらに、竹1本はそこまで重くないですが、何本もまとまると結構な重さで、
竹を台に積み込む作業で竹につぶされそうでした。
そして、実はこの竹を積む作業がなかなか重要なポイントです。
古くて折れている竹は排除することはもちろん、竹と竹が交差しないように積み込むことが大切です。
こうすることで、竹を差すときにスッと取ることが出来ます。
竹を差す人は、ほぼ自分の足元の豆の芽を見ているため、竹が上手く取れると作業がやりやすくなります。
もし、竹が交差していたら竹を上手く取れず、次に差す竹の準備に遅れてしまい、
竹を差す作業も遅れてしまいます。
3、4日ぐらいかけて作業は終わりました。
力も必要でちょうど男の人が4人いたため、私は半日ぐらい経験したぐらいで終わりました。
まとめ
以上、花豆の竹差しについてでした。
今後自分が何を育てるかまだ分かりませんが、
他ではなかなか経験することのない作業が出来て勉強になりました。
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