農家への道のり

初めての体験!花豆まき

今いる、北見市留辺蘂町(るべしべ)での特産品として、「白花豆」があります。
山上産業さんでも作っており、その豆まきを行ったので紹介します。
初めての豆まき体験でした。

まず、花豆について

12189693_10208144091390464_8867077774205768036_n (1)

花豆は、インゲン属の中の「べにばないんげん」のことを言います。
「いんげんまめ」とは別種ですが、主産地の北海道では、蔓性で支柱が必要など栽培方法が似ている大福豆や虎豆とともに「高級菜豆」と総称されています。
鮮赤色又は白色の大きな花をたくさん咲かせるのが特徴で、それが名の由来ともなっています。
赤花の子実は紫の地に黒色の斑が入っていて紫花豆と呼ばれ、白花のものは子実も白色をしているところから白花豆と呼ばれます。豆粒は際立って大きく、煮豆、甘納豆の原料になります。

豆類協会HPより http://www.mame.or.jp/syurui/syurui_10.html

花豆の大きさは、100円玉と比較するとこんなに大きいです。
IMG_0823

その中でも、特に「白花豆」に関しては北見市留辺蘂町が日本一の生産量だそうです。
IMG_6161
引用:るべしべ白花豆クラブHP http://shirohanamame.jp/

驚くほどに本当に真っ白です。
紫花豆は、私の出身地長野県の中でも、寒い所(佐久市)などで作っていて見たことはありますが、
白花豆は初めて見ました。

豆まきについて

IMG_0812

トラクターで、畝の溝?が作ってあり、そこにさらに横の線を機械でつけます。
つまり、線と線が重なり、等間隔の十字の線が畑にできます。
北海道に行って、畑に十字の線があったら豆が植えてある可能性が高いです。
その十字に重なった所に、豆を2粒置き、足で踏んで(隠して)いきます。

このようにみんなで一列になり、腰につけた容器に入った豆を手で掴みながら進んでいきます。

IMG_0802

これが、紫花豆で
IMG_0810

これが白花豆です。
IMG_0800

2粒落としては、落としては踏む。

IMG_0807

踏み、
IMG_0808

落としては踏む。
この作業を繰り返します。
IMG_0805

詳しい様子は、こちらから見てみて下さい。
山上産業facebook動画で見れます。
動画で見るとすごいです。

まとめ

以上、花豆まきの様子でした。
豆まきはおばさんたちの手も借りたので、早く終わりました。
まいてから蔓が出たら、「竹差し」などという作業もあるみたいです。
どんなことをするのか楽しみです。

関連記事

  1. 農家への道のり

    信州の冬には欠かせない!野沢菜の収穫について

    野沢菜と言ったら、長野県ではとてもメジャーで欠かすことのできない野菜…

  2. 農家への道のり

    これが本場の石拾い⁈

    今いる 山上産業さん は、畑がたくさんあります。くっついた場所にあ…

  3. 農家への道のり

    アスパラガスの伏せ込み栽培(伏せ込み編)

    前回の、アスパラガスの伏せ込み(畑の準備編)で、ハウスに伏せ込むアス…

  4. 農家への道のり

    人間のようにスモモにも傘が必要!スモモの傘がけ

    「スモモ」というとあまり食べる機会がないかもしれませんが、山梨のスモモ…

  5. 農家への道のり

    農業を始めて1ヶ月。体に起こった5つの変化。

    農業を始めて1ヶ月。体に起こった5つの変化。農業を始めて一ヶ月がた…

  6. 農家への道のり

    私、農家になるために農業研修始めました。

    3年前の2016年、農業に興味を持ち農業を「職業」として目指すため、…

コメント

    • カズさん
    • 2017年 6月 04日

    竹差しは、最初の竹積みで全てが決まるよ(・∀・)ノ
    頑張って!

      • agri12-girl
      • 2017年 7月 17日

      >>かずさん
      返信遅くなりすみません。
      確かにそうですね!竹積みが意外と大事でした。
      もう、竹差しは終わりましたが今後も色々と頑張っていきたいと思います!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

PAGE TOP