季節は秋からすっかり冬に移り変わってきています。
北海道では、10月末にはすでに雪が降り、日に日に寒くなってきています。
メインの玉ねぎとジャガイモの収穫が終わり、作業はまだ残っているものの忙しさも少し落ち着きました。
最近は、その収穫したジャガイモを選別する作業に入りました。
道具
箕(み)です。
小学生の時に、学校の落ち葉掃除に使って以来に使いました。
選果
ジャガイモの山から、製品として出荷できるモノ(正)を選びます。
収穫したジャガイモの中には、皮が緑色のモノがあります。
また、腐ってしまっているモノもあります。
それらを選別して除いていきます。
緑色のジャガイモ
これは、ジャガイモが光に当たりすぎたことで起こる障害です。
ジャガイモの芽(芽とその芽の根元)や、皮(特に光が当たって緑色になった部分)には、天然毒素であるソラニンやチャコニンが多く含まれているので、これらの部分を十分取り除くことが大切です。
農林水産省HP
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin.html
つまり、皮を厚くむけば大丈夫ですが毒があるため、出荷しないようする必要があります。
小さいジャガイモ
小さいイモはそのままでは使いづらいですが、加工すれば十分使えるので加工用として取り除きます。
これらは、デンプンとして加工用に回されます。
腐ったジャガイモ
食べれないため、そのまま捨てることになります。
選別しながら手でジャガイモを箕に入れていきます。
選別したジャガイモは、袋に入れて出荷されます。
まとめ
こんな風に手でジャガイモを選別していくとは思いませんでした。
単純作業ではありますが、不良品が入らないようようしっかり見なくてはいけません。
たくさんのジャガイモが収穫されたので、この選別もまだまだ続いていくので頑張っていきたいです。
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