農家への道のり

私、農家になるために農業研修始めました。

3年前の2016年、農業に興味を持ち農業を「職業」として目指すため、食品会社を辞めて農業の世界に足を踏み入れました。
その後、2年半前から自分が本当に農業をやっていけるのか、自分に合っている作物は何か、など考えるためにも「農業アルバイト」を始めました。
そして、農業アルバイトに区切りをつけ、2019年のこの春から農業研修を始めました。
研修期間は2年間、2年後には「農家」になるための大切な年が幕を開けました。
今回は、今までと今後の思いなどをまとめてみました。

まず、農家になりたい理由

・食べるのが好き
・農業が好き、おもしろい
・自分の努力がすべて跳ね返ってくる。(その逆もある。やらなければすべてダメになる。)
→やりがいがある
・自分の一生の職業になる。手に職をつけられる。
2年半前の思いはこちらから

農業アルバイトを始める前の自分。

自分は本当に農業をやりたいのか、性格に合っているのか、働いて学んでみよう。
と、思い最初は農業法人で働こうと考えていました。
しかし、農家の人の話を聞いたり、見たりして、1つの法人でも良いが「農業アルバイト」をしていくつもの農家さんを見るのも良いのではないかという思いに至りました。
そんなこんなで農業アルバイト生活がスタートしました。

2年半農業アルバイトをした自分。

2年半、約11の農家でいろんな作業をして、いろんな人に会い、多くのことを感じ学びました。
農業は最初考えていたよりも体も頭も使い、会社員として普通に働いているよりも大変でした。
体が悲鳴をあげているときや「うそでしょ⁉」と思うことも何度ともなくありました。
しかし、農業をしていて得られる達成感や充実感は、ほかの仕事では得られないものだと感じました。
仕事の合間にふと見える空や風景は、また格別なものでした。
そして、農業アルバイトを通して自分がどんな作物が向いているのか、どの作業が向き不向きなのか経験しほんの少しだけわかりました。

農業アルバイトを終え、研修を始めた理由

確かに農業アルバイトはいろんな経験ができて、いろんな考えを知ることができるという点では良いと思います。
しかし、私は決してこのままでは良いとは思いませんでした。
アルバイトは所詮アルバイトであり、社員と違い責任も問われないし、やる作業も一番忙しい収穫などの作業がメインです。
そのため、農業で大切な管理作業や経営に関わることは何も学べていないと日に日に感じるようになりました。
農業法人に一生働き続けるという手もありますが、私はいつか自分でやりたいと思ってしまうからそれなら最初から始めるのもアリではないかと思っています。

「農家」になるということは、一経営者であるので、給料が出るわけではなく、自分ですべてお金の計算をして、時にはお金を借りたりして、経営する立場になるということです。
正直、どんなに大変なのか想像もできないので、簡単に「農家になる」と言えるのかもしれませんが、
苦労を上回る「なりたい、やりたい」という気持ちが大きく、法人ではなく「農家」を目指し、研修を始めることにしました。
農業研修を始めるのは、農地が借りられたり、技術を身につけ認定農業者になることが目的です。
認定農業者として認められるということは、今後10年後も経営していけると認められるということです。
果たして、2年後にそこまで成長できるのか自分の頑張りに大きくかかってきます。

まとめ

以上、気持ちの変化をまとめてみました。 研修中にできるだけ多くのことを吸収して、成長できるよう頑張りたいと思います。 そして、研修先の許可が出たので、今後も研修の様子を記録していきたいと思います。

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